2018年02月04日
第14回陵水亭懇話会
第14回陵水亭懇話会が1月26日(金)19時より、太閤本店伏見店で18名が参加し開催されました。講師は、(株)三菱東京UFJ銀行経営企画部の中村健彦氏(大38)。演題は『東海地域経済の構造と足元の動向』でした。
最初は『東海地域経済の概観』の説明から始まりました。
東海地域は自動車や航空機などの「製造業主体の地域」であることを、具体的な数字で示していただきました。「圧倒的な輸出超過」で、輸出国の1位はやはり米国。因みに「名古屋税関の貿易収支」も2016年で8兆6千億円の輸出超過で、超過額は全国でトップです。
次に『足元の景気動向』について。
景気は全国も東海も改善基調で、企業の生産活動も「リーマン・ショック以降の最高水準域」で推移しています。企業業績も改善が続いており、設備投資も製造業・非製造業共に旺盛。東海地域の有効求人倍率は「愛知で約1.9倍」とリーマン・ショック以降の最高水準で、個人消費も堅調に推移しています。
最後に中部財界の問題意識としての『中長期的な課題』です。
「2027年のリニア開業」まであと9年。リニアは10〜16兆円の「大きな経済効果」を享受できるチャンスであり、一方、東京に吸い取られる「ストロー現象」や自動車のEV化などで「モノづくりの強み後退」などの危機感もあります。この危機感を乗り越えるためには、中部圏として目指す姿と課題を整理し、「地域が一丸となって取り組むこと」が必要とのことで、説明は終了しました。
講義の後は、副支部長の山内佳紀(大23)氏の乾杯で、約1時間半にわたって懇親を深めました。
最初は『東海地域経済の概観』の説明から始まりました。
東海地域は自動車や航空機などの「製造業主体の地域」であることを、具体的な数字で示していただきました。「圧倒的な輸出超過」で、輸出国の1位はやはり米国。因みに「名古屋税関の貿易収支」も2016年で8兆6千億円の輸出超過で、超過額は全国でトップです。
次に『足元の景気動向』について。
景気は全国も東海も改善基調で、企業の生産活動も「リーマン・ショック以降の最高水準域」で推移しています。企業業績も改善が続いており、設備投資も製造業・非製造業共に旺盛。東海地域の有効求人倍率は「愛知で約1.9倍」とリーマン・ショック以降の最高水準で、個人消費も堅調に推移しています。
最後に中部財界の問題意識としての『中長期的な課題』です。
「2027年のリニア開業」まであと9年。リニアは10〜16兆円の「大きな経済効果」を享受できるチャンスであり、一方、東京に吸い取られる「ストロー現象」や自動車のEV化などで「モノづくりの強み後退」などの危機感もあります。この危機感を乗り越えるためには、中部圏として目指す姿と課題を整理し、「地域が一丸となって取り組むこと」が必要とのことで、説明は終了しました。
講義の後は、副支部長の山内佳紀(大23)氏の乾杯で、約1時間半にわたって懇親を深めました。
記:目時義通(大32)
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